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グルコファージXR750mg(Glucophage XR)30錠Glucophage XR 750mg 30tablets
グルコファージXR750mg|お薬の概要
グルコファージXR750mg(Glucophage XR)は、有効成分メトホルミン塩酸塩750mgを1錠中に含む徐放錠です。徐放錠は、有効成分が時間をかけて放出されるよう設計された錠剤で、通常錠とは服用方法や用量が異なる場合があります。
タイ向け添付文書では、成人の2型糖尿病において食事療法や運動療法だけでは十分な血糖管理が得られない場合に使用されるほか、一定の条件を満たす糖尿病発症リスクの高い成人などにも、医師の判断のもとで使用される製品として案内されています。
メトホルミンは、肝臓で作られる糖の量を減らし、筋肉などでインスリンが働きやすい状態にすることで血糖値を下げます。インスリンの分泌を直接刺激しないため、本剤単独では低血糖を起こしにくいとされています。
Meds Thaiでは、本製品のほか、同じ徐放錠のグルコファージXR1000mg、通常錠のグルコファージ500mg、グルコファージ850mgも取り扱っています。
グルコファージXR750mg|よくあるお問合せ(FAQ)
Q1. グルコファージXR750mgとはどのような薬ですか?
有効成分メトホルミン塩酸塩を含む徐放錠です。タイ向け添付文書では、成人の2型糖尿病などに医師の管理下で使用される製品として案内されています。
Q2. グルコファージXR750mgとXR1000mgの違いは何ですか?
1錠中のメトホルミン塩酸塩量が異なります。本品は750mg、グルコファージXR1000mgは1000mgです。服用する規格や錠数は、血糖管理の状態や腎機能などに応じて医師が判断します。
Q3. 通常のグルコファージとの違いは何ですか?
有効成分は同じメトホルミンですが、本品は有効成分が時間をかけて放出される徐放錠です。通常錠とは服用回数や用量が異なることがあるため、自己判断で切り替えないでください。
Q4. 錠剤を割ったり砕いたりできますか?
タイ向け添付文書では、錠剤を噛まずに飲み込むよう案内されています。分割や粉砕の可否も自己判断せず、医師または薬剤師へ確認してください。
Q5. 食事との関係はありますか?
タイ向け添付文書では、1日1回の場合は夕食時、1日2回の場合は朝食時と夕食時に、食事とともに服用するよう案内されています。実際の服用回数と時間は医師の指示に従ってください。
Q6. 錠剤の殻が便に混じることがありますか?
添付文書では、錠剤の殻が便中に見られることがあり、治療効果の低下とは関係しないと説明されています。気になる症状を伴う場合は医師へ相談してください。
※服用方法や用量は、疾患や腎機能などにより異なる場合があります。必ず医師の指示に従ってください。
グルコファージXR750mg|服用方法
タイ向け添付文書では、成人の2型糖尿病に対する服用方法は、治療歴、血糖値、腎機能、併用薬などに応じて個別に決めるよう案内されています。以下は添付文書に記載された主な内容です。
腎機能が正常な成人では、通常1回1錠(750mg)を1日1回、夕食時に服用して開始します。
血糖値の測定結果に基づき、10〜15日ごとに1錠ずつ増量する場合があります。増量は消化器症状を軽減するため、段階的に行われます。
添付文書上の最大推奨量は、1日3錠(2250mg)を夕食時に服用する方法です。1日1回で十分な血糖管理が得られない場合は、医師の判断で朝食時1錠と夕食時2錠に分けることがあります。
1日1回の場合は夕食時、1日2回の場合は朝食時と夕食時に、食事とともに服用します。錠剤は噛まずに飲み込んでください。
飲み忘れた分は服用せず、次の服用時間に通常の1回分を服用します。2回分をまとめて服用しないでください。
治療開始前と治療中に腎機能を確認します。GFRが30mL/分未満の場合は禁忌です。腎機能が低下している場合は、上限量の引き下げや慎重な用量調整が必要です。
造影剤を使用する検査の前または検査時に休薬し、腎機能が安定していることを再確認したうえで、少なくとも48時間後に再開する場合があります。
全身麻酔、脊椎麻酔、硬膜外麻酔を伴う手術時には休薬が必要です。食事再開後、腎機能が安定していることを確認し、少なくとも48時間後に再開する場合があります。
激しい下痢、嘔吐、発熱、水分摂取量の低下などで脱水が疑われる場合は、一時的な中止が必要になることがあります。医療機関へ相談してください。
※自己判断で服用量を変更したり、通常錠へ切り替えたりしないでください。必ず医師の指示に従ってください。
グルコファージXR750mg|適している方と服用禁忌の方
グルコファージXR750mgが適している方
タイ向け添付文書では、主に食事療法や運動療法だけでは十分な血糖管理が得られない成人の2型糖尿病に、単独または他の糖尿病治療薬・インスリンと併用して使用されます。使用目的や用量は、医師が患者さんの状態を確認して決定します。
グルコファージXR750mgの使用に注意が必要な方(医師の判断が必要な人)
次のような方は、服用前に必ず医師へ相談してください。
治療開始前と治療中にGFRを確認し、腎機能に応じて用量を調整します。腎機能低下が進む可能性が高い方では、より頻繁な検査が必要です。
低酸素状態や腎機能低下のリスクがあるため、心機能と腎機能を定期的に確認しながら使用します。急性または不安定な心不全では使用できません。
加齢に伴い腎機能が低下していることがあるため、腎機能に基づいて用量を調整します。75歳以上で糖尿病の発症予防を目的として開始することは推奨されていません。
激しい下痢、嘔吐、発熱、水分摂取量の低下などは腎機能を悪化させ、乳酸アシドーシスのリスクを高めることがあります。
造影剤による腎機能低下をきっかけにメトホルミンが蓄積するおそれがあるため、検査前後の休薬が必要です。
麻酔を伴う手術では一時的な休薬が必要です。
妊娠中の血糖管理方法は個別に判断されます。自己判断で服用を継続・中止せず、医師へ相談してください。
メトホルミンは母乳中へ移行します。添付文書では、使用可能な情報が限られるため授乳中の使用は推奨されていません。
本剤単独では低血糖を起こしにくいとされていますが、インスリンやスルホニル尿素薬などとの併用では低血糖のリスクがあります。
急性のアルコール中毒や過度の飲酒は、乳酸アシドーシスのリスクを高めます。
NSAIDs、ACE阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬、利尿薬などでは腎機能の変化に注意が必要です。
グルコファージXR750mgの使用が禁忌となる方
乳酸アシドーシスや糖尿病性ケトアシドーシスを含みます。
GFRが30mL/分未満の場合は使用できません。
脱水、重い感染症、ショックなどが該当します。
非代償性心不全、呼吸不全、最近の心筋梗塞、ショックなどが該当します。
※実際の使用可否は、腎機能、心肺機能、肝機能、脱水の有無、併用薬などを確認したうえで医師が判断します。
グルコファージXR750mg|副作用
タイ向け添付文書では、服用開始時に吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、食欲低下などの消化器症状が最も多く報告されています。多くは治療を続けるうちに自然に軽減するとされていますが、症状が強い場合や続く場合は医師へ相談してください。
一般的な副作用
添付文書では「非常によくみられる」とされています。服用開始時に起こりやすく、食事とともに服用し、用量を段階的に調整することで消化器症状が軽減する場合があります。
添付文書では「よくみられる」副作用として記載されています。
長期間の服用や高用量ではビタミンB12値が低下することがあります。貧血、手足のしびれなどがある場合は医師へ相談してください。
徐放錠の殻が便中に見られることがありますが、添付文書では治療効果の低下とは関係しないと説明されています。
稀な副作用
非常に稀に報告され、服用中止後に改善した例があります。
赤み、かゆみ、じんましんなどが非常に稀に報告されています。
本剤単独では低血糖を起こしにくいとされていますが、インスリンや他の糖尿病治療薬との併用時には注意が必要です。
重篤な副作用(非常に稀)
非常に稀ですが、治療が必要な重篤な副作用です。腎機能の急な悪化、脱水、重い感染症、心肺機能の悪化、肝機能不全、過度の飲酒などでリスクが高まります。
息苦しさ、腹痛、筋肉のけいれん、強い倦怠感、体温低下、脈が遅くなるなどが現れた場合は、服用を中止し、直ちに医療機関を受診してください。
副作用の現れ方には個人差があります。気になる症状がある場合は自己判断で服用を続けたり中止したりせず、医師または薬剤師へ相談してください。
グルコファージXR750mg|お薬詳細
グルコファージXR750mgは、有効成分メトホルミン塩酸塩を含む徐放性のビグアナイド系経口血糖降下薬です。タイFDAでは「GLUCOPHAGE XR 750 MG (PROLONGED RELEASE TABLETS)」として登録され、登録番号は1C 24/59 (N)です。2026年8月6日現在、登録状態は有効です。
メトホルミンは、主に次の3つの仕組みにより血糖値を下げます。
肝臓から血液中へ放出される糖の量を減らします。
筋肉へのブドウ糖の取り込みと利用を促します。
食後の血糖値上昇を抑える働きに関与します。
グルコファージXRは、有効成分を徐々に放出する設計のため、添付文書では通常1日1回、必要に応じて1日2回での服用方法が示されています。錠剤は噛まずに服用し、徐放錠と通常錠を自己判断で切り替えないでください。
グルコファージXR750mgの製品情報
本製品は、フランスのMerck Santé s.a.s.が製造し、タイではMerck Ltd.が輸入しています。1箱には15錠入りのシートが2枚、合計30錠入っています。
錠剤は白色〜オフホワイトのカプセル形で、片面に「750」、反対面に「Merck」と刻印されています。箱には、タイの医薬品分類で薬剤師による管理のもと販売される区分を示す「ยาอันตราย」と表示されています。
Meds Thaiでは、同じ徐放錠のグルコファージXR1000mg、通常錠のグルコファージ500mg、グルコファージ850mgも取り扱っています。規格や剤形によって服用方法が異なるため、自己判断で切り替えず、医師の指示に従ってください。