セラゼッタ
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セラゼッタ(ミニピル)28錠Cerazette (Minipill) 28tabs
セラゼッタ|よくあるお問合せ(FAQ)
Q1:セラゼッタとはどのようなお薬ですか?
セラゼッタは、有効成分として黄体ホルモン(プロゲスチン)の一種である「デソゲストレル」を0.075mg含む経口避妊薬です。卵胞ホルモン(エストロゲン)を含まないため、プロゲスチン・オンリー・ピル(POP)やミニピルと呼ばれます。毎日1錠を同じ時刻に服用することで、主に排卵を抑制し、子宮頸管の粘液を変化させて精子が子宮内へ侵入するのを防ぐことで避妊効果を発揮します。
Q2:一般的な低用量ピルとの違いは何ですか?
最大の違いは、卵胞ホルモン(エストロゲン)を含まない点です。これにより、エストロゲンが原因で起こりうる血栓症のリスクが、従来の低用量ピルに比べて低いとされています。そのため、血栓症のリスクが高いとされる方(35歳以上で1日15本以上の喫煙者、肥満、前兆を伴う片頭痛のある方など)や、授乳中の方にも処方されることがあります。ただし、休薬期間がないため、服用中は月経が不定期になる、あるいは無月経になることがあります。
Q3:どのような副作用がありますか?
最も多くみられる副作用は、不正出血(破綻出血や点状出血)です。特に服用開始後の数か月間に見られることが多いですが、服用を継続するうちに軽減・消失する傾向があります。その他、頭痛、吐き気、気分の変動、乳房の張り、にきびなどが報告されています。重篤な副作用の頻度は低いとされていますが、気になる症状がある場合は、処方した医師にご相談ください。
Q4:飲み忘れた場合はどうすればよいですか?
セラゼッタは、毎日厳密に同じ時刻に服用することが重要です。
・飲み忘れが12時間以内の場合:
気づいた時点ですぐに忘れた1錠を服用し、次の錠剤は通常通りの時刻に服用してください。避妊効果は維持されると考えられています。
・飲み忘れが12時間を超えた場合:
気づいた時点ですぐに1錠服用し、その後7日間はコンドームなど他の避妊法を併用する必要があります。詳しい対処法については、必ず医師や薬剤師にご確認ください。
Q5:授乳中に服用できますか?
はい、セラゼッタは卵胞ホルモン(エストロゲン)を含まないため、母乳の量や質への影響が少ないとされており、授乳中でも処方されることがある避妊薬です。一般的には、出産後6週間以降から服用が検討されます。ただし、服用にあたっては必ず医師の診断と処方が必要です。自己判断で服用せず、まずは医師にご相談ください。
セラゼッタ|概要
セラゼッタは、エストロゲンを含まないため血栓症のリスクがほとんどなく、また授乳中、肥満、喫煙者や高血圧の方、またあらゆる年齢層の方にも安心の経口避妊薬です。
セラゼッタが適している方
・35歳以上で1日15本以上喫煙する方
・BMIが高い(肥満の)方
・高血圧の方
・前兆(キラキラした光が見えるなど)を伴う片頭痛がある方
セラゼッタの服用に際して注意が必要な方
以下の方は服用に際して考慮が必要です。セラゼッタがご自身に本当に合っているかどうかは、個人の健康状態、体質、ライフスタイルによって異なります。自己判断で服用を決めず、必ず産婦人科を受診し、医師に相談してください。
セラゼッタの服用が禁忌となる方
セラゼッタの服用が禁忌(きんき)、つまり安全上の理由から処方してはいけないと定められてい以下のいずれかに該当する方は、セラゼッタを服用することができません。
セラゼッタ|服用方法
この薬は、毎日1錠を決まった時間に服用する経口避妊薬です。
服用時間のずれが3時間以内になることが望ましいです。
セラゼッタを飲み忘れた時には
*3時間以上飲み忘れた場合の推奨事項一般的には3時間以内の服用が推奨されるため、少しでも時間を過ぎた場合は追加の避妊方法を併用する方が安全です。
セラゼッタシートの使い方
セラゼッタは28錠入りのシートを使用し、休薬期間がありません。シートが終わったら間を開けずに次のシートに進みます。休薬期間がないため、飲み忘れを防ぎやすいというメリットがあります。
他のピルからセラゼッタへの切り替え
他のピルから切り替える場合は、現在のピルをすべて服用した後、間を開けずにセラゼッタの服用を開始するのが一般的です。必ず医師の指示に従ってください。
セラゼッタ|副作用
セラゼッタを服用する際に起こりうる副作用は、一般的に軽度で一時的なものが多いですが、以下のような症状が報告されています。
これらの副作用は通常、軽度で短期間で収まることが多いですが、症状が長引いたり、重篤な場合は医師に相談してください。特に、気分の変動や不正出血が長期間続く場合、服用の中止や他の避妊方法への変更が検討されることがあります。
セラゼッタ|その他注意事項
重篤な肝疾患がある場合、デソゲストレルが適切に代謝されないため、服用を避けるべきです。
不明な原因による性器出血がある場合は、医師に相談して原因が判明するまで服用を避けます。
乳がんや肝がんの既往歴がある場合も、服用を控えることが推奨されます。
長期間の服用により、体調に変化が見られた場合(持続的な頭痛、視力の変化、下肢の痛みや腫れなど)、すぐに医師に相談することが重要です。
一部のハーブサプリメント(セントジョーンズワートなど)は、この薬の効果を低減させることがあるため、併用は避けるべきです。
セラゼッタの服用中止後にホルモンの変動によって一時的な不正出血や月経不順が起こることがありますが、通常は数週間から数ヶ月で回復します。
セラゼッタ|お薬詳細
本剤は、オランダのオルガノン社によって開発されたました。オルガノンはもともとメルク社の一部門で、後に独立しました。エストロゲンを含まないため授乳中、肥満、喫煙者や高血圧の方、またあらゆる年齢層の方にも安心の経口避妊薬です。デソゲストレル(黄体ホルモン)を0.75mg含んだ第3世代・1相性の避妊薬です。
英国では約5%の女性が複合経口避妊薬の代替え品としてプロゲストゲンのみのピルを使用していますが、従来のミニピルは妊娠防止の信頼性が低いと言われていました。新しいミニピルであるセラゼッタは、エストロゲンフリーで安心な上に避妊の有効性も備えており、排卵を一貫して阻害する初のエストロゲンフリーピルとして同社によって宣伝されています。
セラゼッタ|有効成分と作用機序
この薬の有効成分であるデソゲストレル(Desogestrel)は、プロゲスチンと呼ばれる合成黄体ホルモンの一種です。デソゲストレルは体内でエトノゲストレル(Etonogestrel)という活性型に変換され、避妊効果を発揮します。
デソゲストレルは黄体ホルモンの一種で、これが体内で活性化されると排卵が防がれます。さらに、万が一排卵が行われても、セラゼッタ(デソゲストレル)は子宮頸管の粘液の状態を変化させることで精子の侵入を防ぎ、受精を妨げます。また、子宮内膜を薄く保つことで、受精卵が子宮内膜に着床することを防ぎます。