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クラシッドMR(クラリスロマイシン 500 mg)7錠Klacid MR (Clarithromycin 500mg) 7tabs
クラリスロマイシン|お薬詳細
本剤クラシッドMRは1888年創業のアメリカの製薬会社アボット・ラボラトリーズ社のクラリスロマイシンを主成分とするマクロライド系抗生物質製剤です。クラシッドMRは日本ではクラリシッド錠として1991年より処方されている処方箋医薬品です。
クラリスロマイシンは、マクロライド系の代表的な抗生物質です。
クラリスロマイシンの作用機序は、細菌のタンパク質合成を阻害することで抗菌作用を発揮します。具体的には、クラリスロマイシンが細菌内に取り込まれたあと、リボソームの50Sサブユニットに結合し、mRNAの翻訳を阻害します。この結合により、ペプチド鎖の伸長が妨げられ、細菌の増殖が抑制されます。
クラリスロマイシンには抗菌作用とは異なる作用もあります。例えば、炎症に関与するT細胞や好中球の働きを抑え、組織の障害を防ぐ作用、過剰な粘液分泌を抑制する作用などが報告されています。さらに、クラリスロマイシンは緑膿菌が作るバイオフィルム(防御膜)を破壊する作用も知られています。クラリスロマイシンは本来緑膿菌には無効ですが、他の抗菌薬と併用することで抗菌力が増強されることがあります。
クラリスロマイシンは、グラム陽性菌(黄色ブドウ球菌や肺炎球菌など)や一部のグラム陰性菌(インフルエンザ菌やピロリ菌、百日咳菌など)、嫌気性菌、非定型菌(マイコプラズマ、クラミジア、マイコバクテリウムなど)に対して有効です。
クラリスロマイシンをはじめとするマクロライド系の一番の特徴は、一般的な抗生物質が効かないマイコプラズマやクラミジアに有効であることです。子供のマイコプラズマ肺炎にも、よくクラリスロマイシンが処方されます。
クラリスロマイシンは消化管から良好に吸収され、肝臓で代謝され、主に尿中に排泄されます。これにより、尿道炎や子宮頸管炎にも効果があります。
ただし、肺炎球菌やインフルエンザ菌への作用はペニシリン系やセフェム系抗生物質に比べるとやや劣る場合があります。また、クラリスロマイシンに対する耐性菌が増えていることも課題です。
クラリスロマイシンはエリスロマイシンを改良した新タイプの抗生剤であり、従来のエリスロマイシンよりも胃酸による影響をほとんど受けず、体内によく吸収されます。高い血中濃度と長い半減期が得られ、1日2回の服用で十分な治療効果が得られます。
クラリスロマイシンはアレルギーを起こしにくく、ペニシリン系やセフェム系の抗生物質にアレルギーのある人にも注意して使用できます。
クラリスロマイシンが有効な主な疾病は以下のものが挙げられます。
クラリスロマイシン|服用方法
クラリスロマイシン|注意事項
クラリスロマイシン|副作用
クラリスロマイシンは副作用は少ないほうですが、主な副作用として以下の症状が報告されてます。
*重度の場合は服用をやめ、直ちに医師の診察を受けること。