ベロデュアル吸入器 200吸入
本ページは海外における当該医薬品の公開情報をもとに作成した情報提供コンテンツです。医師の診察・処方に代わるものではありません。使用前に必ず医師または薬剤師にご相談ください。
ベロデュアル吸入器 200吸入Berodual Metered Aerosol 200 doses
ベロデュアル|お薬の概要
ベロデュアル(Berodual Metered Aerosol)は、イプラトロピウムとフェノテロールの2種類の有効成分を配合した気管支拡張薬の吸入器です。1噴射あたりイプラトロピウム20μg(イプラトロピウム臭化物一水和物21μgとして)とフェノテロール臭化水素酸塩50μgを含み、1本で200回噴霧できます。
タイFDAでは、喘息や慢性気管支炎などに伴う気道の狭まりに対する気管支拡張薬として登録されています。本品は定量噴霧式の吸入器で、ネブライザーで使用する吸入液とは異なる剤形です。
海外の同一製品公式資料では、イプラトロピウムは抗コリン作用、フェノテロールはβ2刺激作用によって、それぞれ異なる仕組みから気管支を広げる成分と説明されています。
- 製品名
- Berodual Metered Aerosol
- 一般名(有効成分)
- イプラトロピウム臭化物/フェノテロール臭化水素酸塩
- 剤形・含量
- 定量噴霧式吸入剤。1噴射あたりイプラトロピウム20μg(イプラトロピウム臭化物一水和物21μgとして)+フェノテロール臭化水素酸塩50μg。1本200吸入。
- 薬効分類
- 気管支拡張薬
- 製造元
- Boehringer Ingelheim Pharma GmbH & Co. KG
- 製造国
- ドイツ
- 輸入元
- Boehringer Ingelheim (Thai) Ltd.
- タイFDA登録番号
- 2C 50/45
- 保管方法
- 実物パッケージでは30℃以下での保管が案内されています。
ベロデュアル|よくあるお問合せ(FAQ)
Q1. ベロデュアルはどのような吸入薬ですか?
イプラトロピウムとフェノテロールの2種類の有効成分を配合した気管支拡張薬です。タイFDAでは、喘息や慢性気管支炎などに伴う気道の狭まりに対する薬として登録されています。
Q2. 2種類の成分にはどのような違いがありますか?
海外の同一製品公式資料では、イプラトロピウムは抗コリン薬、フェノテロールはβ2刺激薬に分類され、異なる仕組みから気管支の筋肉をゆるめて気道を広げると説明されています。
Q3. 1本で何回吸入できますか?
実物パッケージには「200 metered doses」と表示されており、1本200吸入の製品です。
Q4. どのような病気に使用される薬ですか?
タイFDAでは、喘息や慢性気管支炎などに伴う気道の狭まりに対する気管支拡張薬として登録されています。海外の同一製品公式資料では、喘息や慢性閉塞性の気道疾患に伴う呼吸困難の予防・治療に用いられると説明されています。
Q5. ベロデュアルだけで喘息治療を続ける薬ですか?
海外の同一製品公式資料では、喘息で継続的な治療が必要な場合には、気管支を広げる治療だけでなく、必要に応じて抗炎症治療を併用する考え方が示されています。治療内容は自己判断で変更せず、医師の指示に従ってください。
ベロデュアル|使用方法
本品は、一定量の薬剤を噴霧して口から吸入する定量噴霧式の吸入器です。
海外の同一製品公式資料では、正しい吸入方法で使用することが薬を肺へ届けるうえで重要とされています。使用量や使用頻度は症状や治療内容によって異なるため、医師から指示された方法に従ってください。
また、同一製品公式資料では、噴霧した薬剤が目に入らないよう注意すること、吸入口を清潔に保つことが案内されています。
ベロデュアル|使用に適している方と注意が必要な方
使用対象となる方
タイFDAでは、喘息や慢性気管支炎などに伴う気道の狭まりに対する気管支拡張薬として登録されています。使用の適否は、症状や治療内容を確認したうえで医師が判断します。
使用に注意が必要な方
海外の同一製品公式資料では、次のような方は使用前に医師へ相談するよう注意されています。
- コントロールが十分でない糖尿病がある方
- 最近、心筋梗塞を起こした方
- 心筋炎や重い心臓・血管の病気がある方
- 甲状腺機能亢進症がある方
- 褐色細胞腫がある方
- 心臓病や不整脈などで治療中の方
また、イプラトロピウムを含むため、目に薬剤が入ると眼圧上昇や眼痛などの眼症状につながることがあります。目に入らないよう注意し、眼痛、かすみ、目の充血などが現れた場合は医療機関へ相談してください。
使用が禁忌となる方
海外の同一製品公式資料では、次の方には使用しないこととされています。
- フェノテロール、イプラトロピウム、アトロピン類似物質または製品成分に対してアレルギーがある方
- 肥大型閉塞性心筋症のある方
- 頻脈性不整脈のある方
ベロデュアル|副作用
海外の同一製品公式資料では、咳、口の乾き、頭痛、手の震え、動悸などの副作用が報告されています。副作用の現れ方には個人差があります。
比較的よくみられる副作用
- 咳
- 頭痛、手の震え、めまい
- 動悸、脈が速くなる
- 口の乾き、吐き気
- のどの炎症や声の変化
まれに報告されている副作用
- 血液中のカリウム低下
- 心房細動などの不整脈
- 眼圧上昇、眼痛、かすみ、瞳孔が開くなどの眼症状
- 口やのどの腫れ、じんましん、発疹などのアレルギー症状
- 排尿しにくくなるなどの症状
重篤な副作用
吸入直後にかえって気管支が強く狭くなり、呼吸状態が悪化する「逆説的気管支けいれん」が起こることがあります。また、重いアレルギー反応や重大な心拍リズムの異常なども報告されています。急速に悪化する息苦しさや強い体調変化が現れた場合は、速やかに医療機関へ相談してください。
ベロデュアル|お薬詳細
ベロデュアルは、作用の異なる2種類の気管支拡張成分を配合した吸入薬です。イプラトロピウムは抗コリン作用、フェノテロールはβ2刺激作用によって気管支の筋肉をゆるめ、気道を広げます。
タイFDAでの登録名は「BERODUAL METERED AEROSOL」、登録番号は2C 50/45です。1噴射あたりイプラトロピウム20μg(イプラトロピウム臭化物一水和物21μgとして)とフェノテロール臭化水素酸塩50μgを含み、1本に200回分の定量噴霧が入っています。
製造元はBoehringer Ingelheim Pharma GmbH & Co. KG、製造国はドイツです。実物パッケージではBoehringer Ingelheim (Thai) Ltd.がタイでの輸入元として記載されています。
海外では、同じ成分を含む「Berodual」の名称で、定量噴霧式吸入器のほか別の吸入デバイスやネブライザー用吸入液もあります。本品は1噴射あたりイプラトロピウム20μg+フェノテロール50μgの定量噴霧式吸入器であり、別剤形の製品とは区別して確認する必要があります。

