コバシル【送料・手数料込】
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商品コード: 206S1
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お薬詳細|コバシル 5mg 30錠
高血圧の治療に効果的なお薬コバシルがあります。コバシルは体内で生成される血圧を上げる物質である「アンジオテンシン?」の生成を抑えることにより、血管を広げ、水分や電解質の調整を行うことで血圧を下げる効果があります。さらに、心臓や腎臓の負担を軽減する効果も期待されています。
コバシルは主に高血圧症の治療に使用されますが、心臓病や腎臓病にも有効です。適切な血圧管理は、将来起こるかもしれない脳卒中や心臓病、腎臓病を予防することにつながります。
このお薬はACE阻害薬と呼ばれる薬の一種で、その効果と安全性の高さから、高血圧の治療において第一選択肢となっています。特に心不全や糖尿病のある方にとっては適した選択肢です。
なお、コバシルは血糖、尿酸、脂質などには影響を与えず、年齢に関係なく広く利用されています
また、長期臨床試験によりコバシルの予後改善効果(長生き)が証明されています。心不全や腎不全、糖尿病性腎症においても、その有効性が確認されています。
他のACE阻害薬としては、セタプリル、ゼストリル、タナトリル、エースコール、カプトプリル、レニベース、アデカット、ロンゲス、チバセン、コナン、オドリック、プレランなどがあります。これらのお薬も同様に、アンジオテンシン?の生成を抑制して血圧を下げる効果があります。
高血圧の治療においては、コバシルなどのACE阻害薬が重要な役割を果たしています。血圧の管理は健康維持に欠かせない要素であり、定期的な医師の指導のもと、適切な服用を心掛けてください。
服用方法|コバシル 5mg 30錠
成人の場合、通常はペリンドプリルエルブミンとして1日に2〜4mgを経口で服用します。
ただし、年齢や症状によっては適宜増減することもあります。しかし、1日の最大服用量は8mgまでです。
副作用|コバシル 5mg 30錠
血圧を下げるお薬コバシルの使用には、いくつかの副作用と注意点があります
まず、コバシルの副作用としてよく見られるのが「咳」です。この咳は比較的頻繁に起こる副作用ですが、大きな心配はありません。ただし、辛い場合は医師に相談することをおすすめします。
また、薬の効果が強すぎる場合には、血圧が極端に下がり、激しいめまいや立ちくらみが起こることがあります。特に高齢の方や他の薬と併用する際には注意が必要です。
腎臓の機能が元々低下している人では、コバシルの服用開始時に一時的に腎機能が悪化することがあります。この場合、「高カリウム血症」と呼ばれる状態にも注意が必要です。定期的な血液検査を受け、問題が重篤化する前に予防することが重要です。
さらに、まれですが注意が必要な副作用として「血管浮腫」があります。薬の服用開始時に顔や口の中、喉が腫れ、深刻な場合は呼吸困難になることもあります。万が一、このような症状が現れた場合は直ちに医師の診察を受けてください。
重篤な副作用は稀ですが、以下のような症状にも注意が必要です。これらの症状が現れた場合は、すぐに医師に相談してください。
- 血管浮腫
- 顔や唇、舌、喉の腫れ、飲み込みや呼吸が困難、手足の腫れ
- 急性腎障害
- 尿量の減少、むくみ、尿の濁り、血尿、だるさ、吐き気、頭痛、のどの渇き、けいれん、血圧上昇
- 高カリウム血症
- だるさ、手や唇のしびれ、脱力感、吐き気、下痢、呼吸困難、脈拍の低下や乱れ、不安感、興奮、けいれん
- 重い皮膚・粘膜障害
- 発疹、発赤、水ぶくれ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身のだるさ
- 重い血液成分の異常
- 発熱、のどの痛み、口内炎、だるさ、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血などの出血傾向
- 肝臓障害
- だるさ、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目の黄色くなり、茶褐色の尿
- 膵炎
- 吐き気、嘔吐、持続的な激しい腹痛、上腹部または腰から背中にかけての激痛、発熱
他にも副作用として、咳や喉の違和感、だるさ、めまい、ふらつき、低血圧、腎機能の一時的な悪化、吐き気、腹痛、下痢、味覚異常、発疹、かゆみなどが報告されています。
その他注意事項|コバシル 5mg 30錠
- 診察での注意事項
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- 持病やアレルギーがある場合: 主治医に事前に伝えましょう。また、妊娠中であるか、妊娠中に服用を開始した場合には、すぐに医師に報告しましょう。
- 他の薬の服用: 服用中の他の薬物についても医師に報告しましょう。市販薬も含め、すべての薬物の情報を提供しましょう。
- 服用に適さないケース
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- 血管浮腫の既往歴がある場合は使用不可です。また、虚血性の腎臓病や高カリウム血症のある場合にも使用できないことがあります。
- 糖尿病でアリスキレン(ラジレス)を服用中の方は原則的に控える必要があります。
- 血液透析中や減塩療法中、利尿薬を服用中の方、高齢の方は、血圧が過度に下がることに注意が必要です。
- 妊娠中は絶対に使用しないでください。
- 飲み合わせ・食べ合わせに注意
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- 他の薬との併用: 他の血圧降下薬や利尿薬と併用する場合は、血圧が極端に下がることに留意しましょう。利尿薬を服用中にコバシルに切り替える場合も、血圧が予想以上に低下することがありますので、少量から始めるようにしましょう。
- アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)やアリスキレン(ラジレス)など他の降圧薬と併用する際には、腎障害、高カリウム血症、低血圧などのリスクに注意が必要です。
- カリウム補給薬やカリウム保持性降圧利尿薬(抗アルドステロン薬)との併用により、血液中のカリウム濃度が上昇するおそれがあります。ただし、適切な量で併用すれば心配はありません。
- アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)、月経困難症治療薬、免疫抑制薬などとの飲み合わせにより高カリウム血症が引き起こされる可能性があります。
- リチウム(リーマス)との併用では、リチウム中毒による副作用に注意が必要です。
- 鎮痛薬との併用により、コバシルの降圧作用が弱まる可能性があります。また、腎臓の状態が悪い場合には、病状が悪化するおそれがあります。
- 飲酒は避けましょう。めまいや立ちくらみのリスクが高まる可能性があります。
- 服用にあたり
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- 決められた服用方法と量を守りましょう。
- 通常は少量から始め、ゆっくりと血圧を下げていきます。
- 他の降圧薬や利尿薬との併用も一般的です。
- 定期的な検査
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- 血液検査: 定期的に血液検査を受ける必要があります。カリウムの値や腎機能、肝機能などの異常を確認します。腎機能が一時的に悪化している場合でも、心配する必要はありません。
- 妊娠・授乳に関して
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- 妊娠中は絶対に使用しないでください。妊娠中期以降に服用を続けると、胎児の発育に悪影響を及ぼすおそれがあります。妊娠の可能性がある場合は、すぐに医師のもとを訪れ、確定検査を受けましょう。
- 食事と生活習慣
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- 立ちくらみに注意: 初めのうちは、めまいや立ちくらみが起こりやすい場合があります。急に立ち上がる際はゆっくりと動作しましょう。また、車の運転や高所での危険な作業にも十分に注意してください。
- 生活習慣の見直し: 本態性高血圧症の場合、生活習慣の見直しが重要です。減塩食や運動療法、体重管理などを行うことで血圧を下げることができます。軽度の高血圧の場合は、薬の使用を中止することもあります。自宅での簡易血圧測定を行い、血圧が適切に管理されているか確認することをおすすめします。
個々の病状や体質によって注意すべき点は異なる場合がありますので、医師の指示に従うことが重要です。