セレタイド(Seretide Evohaler)25/250 120吸入
本ページは海外における当該医薬品の公開情報をもとに作成した情報提供コンテンツです。医師の診察・処方に代わるものではありません。使用前に必ず医師または薬剤師にご相談ください。
セレタイド(Seretide Evohaler)25/250 120吸入Seretide Evohaler (25/250) 120doses
セレタイド 25/250|お薬の概要
- 製品名
- Seretide Evohaler
- 一般名(有効成分)
- サルメテロールキシナホ酸塩/フルチカゾンプロピオン酸エステル
- 剤形・含量
- 吸入剤・1吸入あたりサルメテロール25μg(キシナホ酸塩として)、フルチカゾンプロピオン酸エステル250μg
- 薬効分類
- 吸入配合剤(長時間作用性β2刺激薬/吸入コルチコステロイド)
- 製造元
- Glaxo Wellcome S.A.
- 製造国
- スペイン
- 保管方法
- 30℃以下で保管。凍結および直射日光や高温を避けてください。
セレタイド 25/250は、サルメテロールとフルチカゾンプロピオン酸エステルを配合した吸入薬です。タイの添付文書およびFDA資料では、喘息およびCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の症状を継続的に管理するために使用される吸入薬として案内されています。
サルメテロールは気道を広げる成分、フルチカゾンプロピオン酸エステルは気道の炎症を抑える成分です。急な発作が起きたときだけ使用する薬ではなく、医師の指示に従って定期的に使用します。
本剤は1本で120回吸入でき、残りの吸入回数を確認できるカウンターが付いています。同じシリーズには、フルチカゾン量が異なるセレタイド(Seretide Evohaler)25/50 120吸入およびセレタイド(Seretide Evohaler)25/125 120吸入があります。
セレタイド 25/250|よくあるお問合せ(FAQ)
Q1. セレタイド 25/250はどのような吸入薬ですか?
1吸入あたりサルメテロール25μgとフルチカゾンプロピオン酸エステル250μgを含む吸入配合剤です。気道を広げる働きと、気道の炎症を抑える働きを組み合わせた薬です。
Q2. 25/50・25/125・25/250の違いは何ですか?
いずれもサルメテロールは1吸入あたり25μgですが、フルチカゾンプロピオン酸エステルの量が50μg、125μg、250μgと異なります。必要な規格は病状やこれまでの治療内容によって異なるため、自己判断で切り替えたり吸入回数を変更したりせず、医師に確認してください。
Q3. COPDにも使用されますか?
はい。タイ向け共通添付文書では、成人のCOPDについて25/125〜25/250規格の用量が記載されています。実際にどの規格を使用するかは、症状や肺機能、これまでの治療内容などをもとに医師が判断します。
Q4. 急に息苦しくなったときにも使えますか?
本剤は、急な発作をその場ですぐに抑えるための吸入薬ではありません。急な息苦しさや喘鳴が起きた場合に使用する別の吸入薬を医師から指示されている方は、その指示に従ってください。
※使用方法や用量は、年齢、病状、これまでの治療内容などにより異なる場合があります。必ず医師の指示に従ってください。
セレタイド 25/250|使用方法
用量の目安
タイ向け共通添付文書では、セレタイド 25/250について次のように案内されています。
- 喘息・成人および12歳以上:通常2吸入を1日2回
- COPD・成人:25/125〜25/250規格について、通常2吸入を1日2回
4〜11歳の小児については、共通添付文書ではセレタイド 25/50が案内されており、セレタイド 25/250は通常の小児用規格としては記載されていません。実際の用量や使い方は、必ず医師の指示に従ってください。
吸入時のポイント
- 症状がないときも含め、医師から指示された回数を定期的に使用します。
- 使用前に吸入器をよく振ります。
- 楽にできる範囲まで息を吐き、吸入口を口にくわえます。
- 口からゆっくり息を吸い始めた直後に吸入器の上部を押し、そのままゆっくり深く吸い込みます。
- 吸入後は無理のない範囲で息を止め、その後ゆっくり吐きます。
- 2回吸入する場合は、約30秒待ってからもう一度同じ手順で吸入します。
- 使用後は水で口をすすぎ、その水は飲み込まず吐き出してください。
残りの吸入回数について
吸入器には、残りの吸入回数を確認できるカウンターが付いています。添付文書では、表示が020になった頃から新しい吸入器の準備を考え、000になったら交換するよう案内されています。
吸入方法が正しくないと薬が十分に気道へ届かないことがあります。使用方法について分からない点がある場合は、医師または薬剤師へ確認してください。必ず医師の指示に従ってください。
セレタイド 25/250|適している方と使用禁忌の方
適している方
- 海外では、喘息の継続的な治療が必要と医師に判断された成人および12歳以上の方
- 海外では、COPDの継続的な治療が必要と医師に判断された成人の方
- 気管支を広げる薬と吸入ステロイドの両方による治療が必要と医師に判断された方
使用に注意が必要な方
- 活動性または過去に肺結核を患ったことがある方:吸入ステロイドを使用するため、医師による状態の確認が必要です。
- 甲状腺機能亢進症の方:サルメテロールの作用により症状へ影響する可能性があります。
- 心疾患、不整脈、高血圧などがある方:脈拍や血圧に影響することがあるため注意が必要です。
- 血液中のカリウムが低くなりやすい方:サルメテロールの作用でカリウム値が低下することがあります。
- 糖尿病の方:血糖値が上昇することがあるため注意が必要です。
- 経口ステロイドから吸入ステロイドへ切り替える方:副腎の働きが十分に回復していない場合があるため、医師による経過観察が必要です。
- 妊娠中、妊娠している可能性がある方、授乳中の方:使用の可否について医師の判断が必要です。
使用が禁忌となる方
- サルメテロール、フルチカゾンプロピオン酸エステル、または本剤の成分に対して過敏症を起こしたことがある方
セレタイド 25/250|副作用
副作用の現れ方には個人差があります。気になる症状が強い場合や長く続く場合は、自己判断で使用量を変更せず、医師へ相談してください。
一般的な副作用
- 頭痛
- 口の中やのどのカンジダ症
- 声がれ
- 筋肉のけいれん
- 関節痛
- COPDの方では肺炎
稀な副作用
- のどの刺激感
- 動悸、脈が速くなる、不整脈
- 手のふるえ
- 皮膚の発疹などの過敏症状、息苦しさ
- 血糖値の上昇
- 不安感、睡眠障害
- 白内障、緑内障
重篤な副作用
- 重いアレルギー反応:顔や口、のどの腫れ、気管支のけいれん、強い息苦しさなどが現れることがあります。
- 逆説性気管支けいれん:吸入直後にかえって喘鳴や息苦しさが悪化することがあります。この場合は直ちに使用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。
- 長期間または高用量で使用した場合の全身への影響:副腎機能の低下、クッシング症候群様の症状、小児の成長への影響、骨密度の低下などが報告されています。
セレタイド 25/250|お薬詳細
気道を広げる成分と炎症を抑える成分を配合
セレタイド 25/250には、サルメテロールとフルチカゾンプロピオン酸エステルという働きの異なる2つの有効成分が配合されています。
サルメテロールは長時間作用性β2刺激薬と呼ばれる成分で、気道の周りにある筋肉をゆるめることで気道を広げます。フルチカゾンプロピオン酸エステルは吸入コルチコステロイドで、気道に起こっている炎症を抑える働きがあります。
この2つの作用を組み合わせることで、喘息やCOPDで気道が狭くなったり炎症が続いたりする状態を継続的に管理するために使用されます。
25/250規格の特徴
25/250は、1吸入あたりサルメテロール25μgとフルチカゾンプロピオン酸エステル250μgを含む規格です。3規格ともサルメテロール量は25μgで共通ですが、フルチカゾンプロピオン酸エステルの含量が異なります。
タイ向け共通添付文書では、25/250は喘息では成人および12歳以上について用量が記載されています。また、COPDの成人用量として25/125〜25/250規格が記載されています。
同成分の別規格として、セレタイド 25/50 120吸入、セレタイド 25/125 120吸入があります。規格によってフルチカゾン量や添付文書上の用量が異なるため、自己判断で切り替えず医師に確認してください。
製品情報
タイFDAには「SERETIDE EVOHALER (25/250)」として登録されており、登録番号は2C 43/54 (N)です。
実物箱表では、1吸入あたりサルメテロール25μg(キシナホ酸塩として)、フルチカゾンプロピオン酸エステル250μg、GSKブランドであること、1本120吸入、残りの吸入回数を確認できるカウンター付きであることを確認できます。
タイFDA資料では、製造元はGlaxo Wellcome S.A.、製造国はスペインと確認できます。
30℃以下で保管し、凍結、直射日光、高温を避けてください。加圧された容器のため、50℃を超える場所に置いたり、容器に穴を開けたり、火中に投じたりしないよう注意してください。
実際に使用する規格や吸入回数は、年齢、疾患、症状の程度、これまでの治療内容などによって異なります。必ず医師の指示に従ってください。
