Seretide(セレタイド) 25/125
通常価格:¥5,550~ ¥11,080
¥5,550 ~ ¥9,200
商品コード: 176S1 ~ 176S2
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Seretide Evohaler(セレタイド・エボヘイラー)25/125 120吸入
Seretide Evohaler 25/125 120doses
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Seretide(セレタイド)|お薬詳細
Seretide Evohaler(セレタイド・エボハイラー)は、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の管理に使用される吸入薬です。このお薬は英国のグラクソ・スミスクライン(GSK)によって製造されています。
日本で処方されるアドエア・エアゾールと同じ成分のお薬で、Seretide Evohalerは、日本以外のアメリカやカナダなどの多くの国で使用されるブランド名です。ただし、日本と海外では、含有量や承認されている用量が異なる場合があります。例えば、吸入ステロイドの濃度が地域ごとに調整されることがあります。
Seretide Evohalerの有効成分は、フルチカゾンプロピオン酸エステルとサルメテロールです。
現在Meds Thaiではそれぞれの有効成分の容量の違う以下のSeretide Evohalerを取り扱っています。
サルメテロール・・・25mcg
サルメテロール・・・25mcg
サルメテロール・・・25mcg
Seretideの有効成分フルチカゾンプロピオン酸エステル
Seretide Evohalerの有効成分の一つであるフルチカゾンプロピオン酸エステルは、強力な吸入ステロイド薬(ICS: Inhaled Corticosteroid)で、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の管理に広く使用されています。その主な役割は、気道の炎症を抑制し、長期的な症状の悪化を防ぐことです。フルチカゾンプロピオン酸エステルは、以下のようにして炎症を抑えます。
フルチカゾンプロピオン酸エステルが炎症を抑制することで症状を予防し、中等度から重度の持続型喘息の管理に特に有効です。
また急性増悪(悪化エピソード)の頻度を減らし、他の薬剤(例: LABAやLAMA)と併用もできますので、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療にも用いられます。
Seretideの有効成分フルチカゾンプロピオン酸エステルの作用機序
Seretide Evohalerの有効成分、フルチカゾンは、吸入後に気道に届いて、炎症を引き起こす物質や細胞の働きを抑え、気道の腫れを減らし、呼吸を楽にします。
フルチカゾンは気道の細胞内にあるグルココルチコイド受容体という部位に結びつきます。この受容体は、ステロイドが作用するための「鍵」としての役割を果たします。
スイッチを入れる遺伝子は、炎症を抑える役割を持っており、炎症を引き起こす物質の生成を減らします。
Seretideの有効成分フルチカゾンプロピオン酸エステルの特性
肺内での強力な抗炎症作用を発揮。
血中濃度が低く、全身性の影響が抑えられる。
フルチカゾンプロピオン酸エステル、 他の吸入ステロイドとの違い
フルチカゾンプロピオン酸は、以下の特性により他の吸入ステロイド(例: ブデソニド、モメタゾンフランカルボン酸エステル)と比較しても強力な抗炎症作用を持つとされています。
(受容体親和性が高い)グルココルチコイド受容体への結合力が強い。
(局所代謝が速い)全身性副作用が少ない。
Seretideの有効成分サルメテロール
Seretide Evohalerののもう一つの有効成分、サルメテロール(Salmeterol)は、長時間作用型β2アドレナリン受容体作動薬(LABA: Long-Acting Beta-2 Adrenergic Agonist)の一種で、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療に使用されます。この薬剤は、気管支拡張作用を持ち、呼吸を楽にするために広く使用されています。
サルメテロールの作用機序
サルメテロールは吸入薬として使われ、吸入後に気道や肺に届きます。
サルメテロールは、気道の平滑筋にあるβ2アドレナリン受容体という部位に結びつきます。
β2受容体は、呼吸器系に特に重要な受容体で、サルメテロールが結びつくことで、その受容体が活性化します。
受容体が活性化されると、細胞内でサイクリックAMP(cAMP)という物質が増えます。
cAMPは、気道の平滑筋に「リラックスして広がれ」と信号を送ります。cAMPの増加によって、気道の平滑筋(気道を囲む筋肉)がリラックスし、気道が広がります。これにより、気道が広がり、呼吸がしやすくなります。
Seretideの有効成分サルメテロールの特性
サルメテロールは、ほかの短時間作用型の薬(例: サルブタモール)とは違い、長時間作用型(LABA)で、約12時間の間、効果が持続します。
このため、1日2回の使用で気道を広げ、症状のコントロールが可能になります。
Seretide EvohalerとSeretide Accuhalerの違い
Seretide EvohalerとSeretide Accuhaler(アドエア・ディスカス)は、どちらも喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療に使用される薬ですが、使用方法や形態に違いがあります。どちらもフルチカゾン(吸入ステロイド)とサルメテロール(長時間作用型β2刺激薬)の配合薬ですが、その使い方や利便性に違いがあります。
Seretide Evohalerは、吸引がやや簡単で、湿気にも強いため、特に吸引が難しいと感じる子供や高齢者に向いています。吸入器の操作がやや難しい部分があるので、使い方をしっかり学んでおく必要があります。
Seretide Accuhaler(ドライパウダー吸入器)は、吸入の強さが必要であるため、しっかり吸引できる成人や、手動で薬を調整するのに問題がない人に適しています。また、湿気を避けて使う必要があるので、湿度が低い環境で使用するのが理想的です。
Meds Thaiではパウダータイプの Seretide Accuhaler(アドエア・ディスカス)も扱っていますが、それぞれの違いを以下に挙げます。
Seretide Evohaler
Seretide Accuhaler
Seretide EvohalerとSeretide Accuhalerのメリット・デメリット
Seretide Evohaler(エアゾール吸入器)のメリット
Seretide Evohaler(エアゾール吸入器)のデメリット
Seretide Accuhaler(ドライパウダー吸入器)のメリット
Seretide Accuhaler(ドライパウダー吸入器)のデメリット
Seretide(セレタイド)|使用方法
成人と12歳以上の子供の場合、通常は1日2回(朝と夜)、1回の吸入につき1パフを吸入するのが一般的ですが、使用回数やパフの量は、患者の病状や医師の指示によって異なる場合があります。使用前に必ず医師や薬剤師の指示を確認してください。
Seretide(セレタイド)|使用手順
Seretide(セレタイド)|副作用
Seretide Evohalerの一般的な副作用
多くの人に見られる副作用ですが、必ずしも全員に起こるわけではありません。
吸入後に口を水でゆすぐことで、カンジダ症のリスクを減らすことができます。
吸入ステロイドに関連する副作用
長時間作用型β2刺激薬(サルメテロール)に関連する副作用
重篤な副作用
まれに、深刻な副作用が現れることもあります。以下の症状が現れた場合、すぐに医師に相談する必要があります。
その他の副作用
副作用の予防と対処法
Seretide(セレタイド)|その他の注意事項
Seretideの長期使用に伴うリスク
Seretideと他の薬との相互作用
アレルギー反応の確認
心血管疾患の患者へのSeretide(セレタイド)使用の注意
眼の健康
妊娠・授乳中のSeretide(セレタイド)の使用
使用期限