セレタイド(Seretide Evohaler)25/125 120吸入
本ページは海外における当該医薬品の公開情報をもとに作成した情報提供コンテンツです。医師の診察・処方に代わるものではありません。使用前に必ず医師または薬剤師にご相談ください。
セレタイド(Seretide Evohaler)25/125 120吸入Seretide Evohaler (25/125) 120doses
セレタイド 25/125|お薬の概要
- 製品名
- Seretide Evohaler
- 一般名(有効成分)
- サルメテロールキシナホ酸塩/フルチカゾンプロピオン酸エステル
- 剤形・含量
- 吸入剤・1吸入あたりサルメテロール25μg(キシナホ酸塩として)、フルチカゾンプロピオン酸エステル125μg
- 薬効分類
- 吸入配合剤(長時間作用性β2刺激薬/吸入コルチコステロイド)
- 製造元
- GLAXO WELLCOME S.A.
- 製造国
- スペイン
- 保管方法
- 30℃以下で保管。凍結および直射日光を避けてください。
セレタイド 25/125は、サルメテロールとフルチカゾンプロピオン酸エステルを配合した吸入薬です。タイの添付文書およびFDA資料では、喘息およびCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の症状を継続的に管理するために使用される吸入薬として案内されています。
サルメテロールは気道を広げる成分、フルチカゾンプロピオン酸エステルは気道の炎症を抑える成分です。発作が起きたときだけ使う救急用吸入薬ではなく、医師の指示に従って継続的に使用するタイプのお薬です。
本剤は1本で120回吸入でき、残りの吸入回数を確認できるカウンター(ドーズカウンター)が付いています。同じシリーズには、フルチカゾン量が異なるセレタイド(Seretide Evohaler)25/50 120吸入およびセレタイド(Seretide Evohaler)25/250 120吸入があります。
セレタイド 25/125|よくあるお問合せ(FAQ)
Q1. セレタイド 25/125はどのような吸入薬ですか?
サルメテロール25μgとフルチカゾンプロピオン酸エステル125μgを1吸入あたりに含む吸入配合剤です。気道を広げる成分と、気道の炎症を抑える成分を組み合わせた維持治療薬として、喘息やCOPDに使用されます。
Q2. 25/125という数字は何を表していますか?
1吸入あたりの有効成分量を表しています。25はサルメテロール25μg、125はフルチカゾンプロピオン酸エステル125μgです。25/50、25/125、25/250はいずれもサルメテロール量は同じで、フルチカゾン量が異なります。
Q3. 発作が起きたときだけ使う薬ですか?
いいえ。本剤は毎日の維持治療に使う吸入薬です。急な息苦しさや喘鳴をその場ですぐに抑える救急用吸入薬ではありません。急な症状に備えて別の頓用吸入薬を指示されている場合は、医師の指示に従って使い分けてください。
Q4. 25/50や25/250との違いは何ですか?
違いは主にフルチカゾンプロピオン酸エステルの含量です。症状の程度やこれまでの治療内容によって選ばれる規格が異なるため、自己判断で切り替えたり増減したりせず、医師に確認してください。
※使用方法や用量は、年齢、病状、これまでの治療内容などにより異なる場合があります。必ず医師の指示に従ってください。
セレタイド 25/125|使用方法
用量の目安
タイ向け共通添付文書では、セレタイド(Seretide Evohaler)25/125 は次のように案内されています。
- 喘息:成人および12歳以上の小児では、通常2吸入を1日2回
- COPD:成人では、通常2吸入を1日2回
4〜11歳の小児については、共通添付文書ではセレタイド 25/50が案内されており、セレタイド 25/125は通常の小児用規格としては記載されていません。実際の用量や使い方は、必ず医師の指示に従ってください。
吸入時のポイント
- 本剤は症状がない日も含め、医師の指示どおり定期的に使用します。
- 使用前は吸入器をよく振ります。
- 息をできるだけ吐いた後、吸入口をくわえ、吸い始めに合わせて上部を押し、ゆっくり深く吸い込みます。
- 吸入後はしばらく息を止め、その後ゆっくり吐きます。
- 2吸入する場合は、約30秒ほど待ってから同じように吸入します。
- 使用後は口を水ですすいで吐き出してください。口腔カンジダや嗄声の予防に役立ちます。
ドーズカウンターについて
本剤にはドーズカウンターが付いており、残りの吸入回数の目安を確認できます。添付文書では、カウンターが020を示した頃から交換を考え、000になったら新しいものへ交換するよう案内されています。
必ず医師の指示に従ってください。
セレタイド 25/125|適している方と使用禁忌の方
適している方
- 海外では、喘息の維持治療が必要と判断された成人および12歳以上の方
- 海外では、COPDの継続治療が必要と判断された成人の方
- 気管支拡張薬単独または吸入ステロイド単独では管理が不十分で、配合吸入薬が適切と医師に判断された方
使用に注意が必要な方
- 活動性または既往のある肺結核の方:吸入ステロイドにより症状の評価や治療方針に配慮が必要です。
- 甲状腺機能亢進症の方:サルメテロールの作用に注意が必要です。
- 不整脈、高血圧、心疾患など循環器系の病気がある方:動悸や心拍数の増加などに注意が必要です。
- 低カリウム血症を起こしやすい方:サルメテロールの影響で血清カリウムが下がることがあります。
- 糖尿病の方:血糖値の変動に注意が必要です。
- 経口ステロイドから切り替える方:副腎機能の評価が必要になることがあります。
- 妊娠中、妊娠している可能性がある方、授乳中の方:使用の可否を医師に確認してください。
使用が禁忌となる方
- サルメテロール、フルチカゾンプロピオン酸エステル、または本剤の成分に対して過敏症を起こしたことがある方
セレタイド 25/125|副作用
副作用の現れ方には個人差があります。症状が強い場合、長引く場合、悪化する場合は使用を中止せず自己判断で放置せず、医師へ相談してください。
一般的な副作用
- 口腔カンジダ(口の中やのどの真菌感染)
- 声がれ、嗄声
- 頭痛
- 筋肉のけいれん、筋肉のつっぱり感
- 関節痛
- COPDの方では肺炎
稀な副作用
- のどの刺激感
- 動悸、脈が速い、ふるえ
- 皮膚の発疹、皮膚の過敏症状、息苦しさ
- 高血糖
- 不安感、睡眠障害
- 白内障、緑内障
重篤な副作用(非常に稀)
- 重いアレルギー反応:顔・口・のどの腫れ、強い息苦しさ、全身のじんましんなど
- 逆説性気管支けいれん:吸入直後にかえって息苦しさや喘鳴が悪化する
- 長期・高用量使用時の全身性ステロイド作用:副腎機能低下、クッシング症候群様症状、骨密度低下など
セレタイド 25/125|お薬詳細
2つの有効成分が異なる働きで気道をサポートします
セレタイド 25/125は、サルメテロールとフルチカゾンプロピオン酸エステルを組み合わせた吸入配合剤です。
サルメテロールは長時間作用型β2刺激薬で、気道の平滑筋にはたらきかけて気道を広げ、呼吸をしやすくする方向へ働きます。フルチカゾンプロピオン酸エステルは吸入コルチコステロイドで、気道の炎症を抑え、咳や喘鳴、息苦しさが起こりにくい状態を保つのに役立ちます。
この2成分を組み合わせることで、気道を広げる働きと炎症を抑える働きの両面から、喘息やCOPDの維持治療に用いられます。
25/125規格の位置づけ
25/125という規格は、1吸入あたりサルメテロール25μg、フルチカゾンプロピオン酸エステル125μgを含むことを示します。サルメテロール量はシリーズ内で共通ですが、フルチカゾン量が異なるため、症状の程度や必要な吸入ステロイド量に応じて使い分けられます。
同成分の別規格として、セレタイド 25/50 120吸入、セレタイド 25/250 120吸入があります。自己判断で他規格へ切り替えず、医師に確認してください。
製品情報
タイFDA資料では、本剤は「SERETIDE EVOHALER (25/125)」として登録されています。登録番号は2C 42/54 (N)です。
また、箱表ではGSKブランドであること、残りの吸入回数を確認できるカウンターが付いていること、1本で120回吸入できることが確認できます。
保管は30℃以下で行い、凍結や直射日光を避けてください。加圧容器のため、50℃を超える高温環境に置いたり、穴を開けたり、火中に投じたりしないよう注意が必要です。
実際の規格選択や吸入回数の調整は、症状、肺機能、これまでの治療歴などによって異なります。必ず医師の指示に従ってください。
