タイレノール 500mg 100錠(Tylenol)
本ページは、タイ向け実物パッケージ、2023年9月13日改訂のタイ向け添付文書およびタイFDA公開情報をもとに作成した情報提供コンテンツです。医師の診察・処方に代わるものではありません。服用前に必ず医師または薬剤師にご相談ください。
タイレノール 500mg 100錠(Tylenol)Tylenol 500mg 100 caplets
タイレノール 500mg|お薬の概要
- 製品名
- Adult's Tylenol 500
- 一般名(有効成分)
- アセトアミノフェン(パラセタモール)
- 剤形・含量
- 経口錠(カプレット形状)/1錠中500mg/1ボトル100錠
- 薬効分類
- 解熱鎮痛薬
- 製造元
- OLIC (Thailand) Limited
- 製造国
- タイ
- タイ医薬品登録番号
- 1A 892/42
- 保管方法
- 元の容器に入れ、乾燥した直射日光の当たらない場所で30℃未満に保管。子どもの手の届かない場所に保管
タイレノール 500mgは、アセトアミノフェンを1錠中に500mg含む解熱鎮痛薬です。アセトアミノフェンとパラセタモールは同じ有効成分で、タイのパッケージでは「paracetamol」と表記されています。タイFDAでは、発熱の軽減と、緊張型頭痛や片頭痛を含む頭痛、筋肉痛、腰痛、生理痛、神経痛、手術後の痛み、変形性関節症や関節炎に伴う痛み、かぜやインフルエンザに伴う痛みなど、軽度から中等度の痛みへの使用が登録されています。
白色の細長いカプレット形状ですが、カプセル剤ではなく錠剤です。1ボトルに100錠入っています。
タイレノール 500mg|よくあるお問合せ(FAQ)
Q1. タイレノール 500mgはどのような薬ですか?
アセトアミノフェンを有効成分とする解熱鎮痛薬です。タイFDAでは、発熱の軽減と、頭痛、筋肉痛、腰痛、生理痛、神経痛、手術後の痛み、関節の痛み、かぜやインフルエンザに伴う痛みなど、軽度から中等度の痛みへの使用が登録されています。
Q2. 1回に何錠服用しますか?
1回の錠数は体重によって異なります。服用間隔は少なくとも4時間あけ、体重区分ごとに1日の服用回数にも上限があります。詳しい体重別用量は、下記の「服用方法」を確認してください。自己判断で量や回数を増やさないでください。
Q3. 食前と食後のどちらに服用しますか?
今回確認した添付文書には、食前・食後の指定は記載されていません。服用時点や食事との関係について指示を受けている場合は、その指示に従ってください。
Q4. どのくらいの期間、続けて服用できますか?
5日を超えて連続使用しないでください。また、発熱が3日以内に改善しない場合、痛みが改善しない場合、症状が悪化した場合は、追加服用を続けず医師へ相談してください。
Q5. かぜ薬や他の鎮痛薬と一緒に服用できますか?
かぜ薬、解熱鎮痛薬、処方薬などには、アセトアミノフェンが含まれている場合があります。海外製品では同じ成分が「パラセタモール」と表示されていることもあります。成分が重複すると過量服用につながるため、同じ有効成分を含む他の薬と併用しないでください。成分が分からない場合は、服用前に医師または薬剤師へ確認してください。
Q6. 効果は何時間持続しますか?
今回確認した添付文書には、効果の持続時間は記載されていません。服用間隔は少なくとも4時間あけるよう記載されていますが、これは効果が必ず4時間続くことを意味するものではありません。
Q7. アセトアミノフェンとパラセタモールは違う薬ですか?
違う薬ではなく、国や地域で呼び方が異なる同じ有効成分です。日本では「アセトアミノフェン」が一般的ですが、タイのパッケージや添付文書では「paracetamol」と表記されています。
※服用方法や用量は、体重、年齢、症状、肝機能・腎機能、飲酒状況、併用薬などにより異なる場合があります。必ず医師の指示に従ってください。
タイレノール 500mg|服用方法
痛みまたは発熱があるときに、体重に応じて次の量を服用します。
体重別の1回量
- 34kg未満:服用前に医師または薬剤師へ相談
- 34~50kg:1回1錠。次の服用まで少なくとも4時間あける
- 50~67kg:1回1錠半。1日5回を超えず、次の服用まで少なくとも4時間あける
- 67kgを超える場合:1回2錠。1日4回を超えず、次の服用まで少なくとも4時間あける
痛みや発熱がないときに定期的に服用するのではなく、添付文書に記載された範囲で使用します。5日を超えて連続使用せず、自己判断で1回量や服用回数を増やさないでください。
過量に服用した場合
推奨量を超えて服用した場合は、症状がなくても直ちに医療機関を受診してください。対応が遅れると重い肝障害につながるおそれがあります。アセトアミノフェンを含む他の薬と重ねて服用した可能性がある場合も、服用した製品名と量を医療従事者へ伝えてください。
必ず医師の指示に従ってください。
タイレノール 500mg|適している方と服用禁忌の方
適している方
海外では、発熱または軽度から中等度の痛みに対して、アセトアミノフェンによる治療が適切と医師または薬剤師に判断された方に使用されています。症状の原因によっては別の治療が必要となるため、繰り返す症状や強い症状がある場合は医療機関へ相談してください。
服用前に医師または薬剤師への相談が必要な方
- 肝疾患または腎疾患のある方:薬の処理や排泄に影響し、重い副作用が起こりやすくなる場合があります。
- 日常的に飲酒する方:肝障害のリスクを考慮する必要があります。
- G6PD欠損症のある方:添付文書で服用前の相談が求められています。
- ワルファリンを服用している方:抗凝固作用への影響を確認する必要があります。
- フルクロキサシリン(一部の抗菌薬)を服用している方:添付文書で服用前の相談が求められています。
- 高血圧のある方:添付文書に記載された期間を超えて使用する場合は、医師の指示が必要です。
- 妊娠中、妊娠している可能性がある方、授乳中の方:服用前に医師または薬剤師へ相談してください。
- 39.5℃を超える高熱がある方:添付文書では医師の診察を受けるよう案内されています。
服用が禁忌となる方
- アセトアミノフェン(パラセタモール)または本剤の成分に対して、過敏症やアレルギーを起こしたことがある方
併用してはいけない薬
アセトアミノフェンを含む他の医薬品とは併用しないでください。海外製品では、同じ有効成分が「パラセタモール」と表示されていることがあります。かぜ薬や複合鎮痛薬にも含まれていることがあるため、商品名だけで判断せず成分欄を確認してください。
タイレノール 500mg|副作用
副作用の現れ方には個人差があります。今回確認した添付文書には、副作用の発生頻度は示されていません。次のような異常が現れた場合は服用を中止し、医師へ相談してください。
一般的な副作用
今回確認した添付文書には、一般的な副作用を頻度別に示した一覧は記載されていません。服用後に新たな症状が現れた場合や、体調の変化が続く場合は、追加服用を避けて医師または薬剤師へ相談してください。
服用を中止して受診が必要な症状
- 顔、まぶた、唇の腫れ、じんましん
- めまい、失神、胸の圧迫感、呼吸困難
- 赤い発疹、水疱、皮膚の剥離
- 皮下出血、異常な出血、強い疲労感、感染症にかかりやすい状態
重篤な副作用
- 重いアレルギー反応:顔や喉の腫れ、じんましん、呼吸困難、失神などが現れた場合は、直ちに服用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。
- 重い皮膚障害:広がる発疹、水疱、皮膚の剥離などが現れた場合は、直ちに受診してください。
- 肝障害:腹痛、吐き気、嘔吐、腹部膨満、皮膚や白目が黄色くなる、尿の色が濃くなるなどが現れた場合は、服用を中止して直ちに受診してください。
- 過量服用による肝障害:推奨量を超えた場合や他のアセトアミノフェン含有薬と重ねて服用した場合は、症状がなくても直ちに医療機関を受診してください。
タイレノール 500mg|お薬詳細
アセトアミノフェンの働き
アセトアミノフェンは、痛みを和らげ、発熱時の体温を下げる作用を示す非オピオイド性の解熱鎮痛成分です。鎮痛作用と解熱作用の詳しい仕組みは完全には解明されていませんが、主に中枢神経系への作用が関与すると考えられています。
カプレット形状について
本品は、白色で両端が丸い細長い錠剤です。英語パッケージには「caplets」と記載されていますが、カプセル剤ではなく、飲みやすい形状にした錠剤を意味します。錠剤の片面に「TYLENOL」、反対面に「500」の刻印があります。
製品情報
本品は、OLIC (Thailand) Limitedがタイ国内で製造しています。タイ医薬品登録番号は1A 892/42で、2026年8月5日に確認したタイFDA公開情報では登録状態は有効です。保管する際は元の容器に入れ、乾燥した直射日光の当たらない場所で30℃未満に保ち、子どもの手の届かない場所へ置いてください。
用量や服用の可否は、体重、症状、肝機能・腎機能、飲酒状況、併用薬などによって異なります。自己判断で量や回数を増やしたり、他のアセトアミノフェン含有薬と併用したりせず、必ず医師または薬剤師へ確認してください。

